mado

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11月の初日から盛大に体調を崩し、今月に入ってまともな自分の声を聞かないまま、早10日が過ぎた。はじめの3日までは無理を押して働いたり遊びの用事にもなんとか出かけていたのだが、4日目の帰りにしんどすぎて死ぬんじゃないかと感じる瞬間が何度かあって、次の日休んだとたん一気に悪化した。気を緩めたら崩れるってこういうことか~と思いながら毎日布団に包まる生活が始まった。

 

頑張れば動けたかもしれない(...いや全く声が出ないのにどうやって働いてどうやって遊ぶんや)けど、2か月以上、1か月以上前から約束していた遊びも断った。ものすごく申し訳なかったし悲しかったけど、ここまで真剣に自分の健康を第一優先に考えたのはなかなか久しぶり...というか、しょっちゅう体を壊すくせに今までそれをした記憶があまりない。笑 もう子どもじゃないんだから、いい加減それくらい自分で管理しなきゃいけない。自分の管理は一人の人間として生きていく責任だもんなあと思いながら、今月に入って一度も手を付けていない卒論のファイルを横目に、寝直す日々だった。

 

それと、今回は併発した副鼻腔炎(しかも発見した時にはかなり重症化していた)のおかげで顔面が痛くて眠れないという事がおこった。もうほんとに痛くて辛くて、ロキソニン(痛み止め)がないと涙が出てくるレベルで、最終的にはどこが痛いのか分からなくなる始末だった。笑

 

普段よくしゃべる私が声を出せない生活を強いられても、今回は割と寂しくなかった。それはLINEのおかげだと思う。全く声を出していないのに、出しているように意思を伝えることができる。メッセージを受け取った相手も、頭の中で私の声で再生してくれるから、話をしているような感じが出る。グッジョブLINE。万歳LINE。

 

薬が効いて、寝るのにも飽きて、でも話す人もLINEする事もないなあ~という時には、YouTubeでいろんな動画を見まくって、それにも飽きたら自分のTwitterを遡ったりカメラロールを遡って記憶を巡らせていた。(基本私は記憶を蘇らせるという行為が好きなのかもしれない。前も記憶に関しての記事を書いてたしね。)1年前こうだったなあとか2年前こうだったなあとか、変わっちゃったなあとか変わらないなあとか、考えただけでも割と楽しい。

 

他人と話さなかった分、いつも以上に自分と話したような気分になった。気分だけかもしれないけど。